こんにちは!体育のくま先生です。
少し前に、壁倒立のやり方について質問をいただいていました。
それは、「壁倒立をするときは、どのぐらい間はあけていいの?」ということです。
まず整理しましょう!
壁倒立とは?
壁倒立とは、壁を使った倒立のことです。
倒立っていうのは、ようは逆立ちですね。
できたら「おぉ!」ってなりやすい、マット運動の難しい技の一つです。
この倒立の練習に最も有効なのが、壁倒立だと言われています。
そんな壁倒立ですが、2種類あるんです。
2種類の壁倒立
壁倒立には2種類あると僕は思っています。
それぞれ用途が違うんです。
1つ目
1つ目が、壁に背中を向けた壁倒立です。
こちらは、ハンドスプリングの勢いをつける練習に使える練習ですね。
ただ、倒立を止める練習にはおすすめしません。
なぜなら、反った形で止まる汚い倒立を覚えてしまいやすいからです。
あと、腰にも負担がかかりがちですね。
なので、倒立の練習としては2つ目の壁倒立がおすすめです。
2つ目
2つ目の壁倒立とは、お腹を壁に向けた壁倒立です。
こちらだと体が反りづらく、綺麗な倒立で止まる感覚が得られやすいんです。
なので、倒立を練習したい人は、2つ目の壁倒立で練習するのがいいですね。
ここで、話は最初に戻ります。
質問の答え
「壁倒立をするときは、どのぐらい間はあけていいの?」という質問に対しての答えなのですが、
「近くできるなら近い方がいい」と言っておきます。
なぜなら、壁に近い方が倒立の形に近づけるからです。
とはいえ、注意が必要です。
壁に手を近づければ近づけるほど、バランスが取りづらくなるからですね。
つまり、初心者にはおすすめできないということです。
だからこそ、「最初は自分のできる範囲まで間をあけてOK!」とも言っておきますね。
まぁ、どれだけ間はあけてもいいです、どれだけ間をあけても練習になりますから。
ただ、近い方が倒立の感覚には近づけますよ、ってことですね。
そんな壁倒立ですが、やるなら30秒はやりましょう。
難しければ15秒でもいいですが、欲を言うなら1分はやってほしいです。
1分間毎日壁倒立をすることで、倒立の技術は驚くほど上達します。
あと、腕の力をつけたい人にもおすすめのトレーニングと言えますね。
自分の体重で腕の力を鍛えることができますから、
さかあがりに必要な力も身につきやすいですよ!
僕の定期体育教室では毎回やっています。
それほどに、有効なトレーニングなのです。
終わりに
ということで今回は「壁倒立をするときは、どのぐらい間はあけていいの?」という質問に答える形で、記事を書きました。
他にもわからないことがあれば、いつでも連絡くださいね。
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