倒立において大事なことは3つあります。
大事な3つのポイント
①手と頭の位置
手と頭で三角形を作りましょう。
この時、手と頭の位置が調節しやすいように、上目遣いにすると良いです。
そして、目線は手と手の間にすると位置調整がしやすくなります。
また、アゴはでないように、引いた方がやりやすい人は多いと言われているので、
アゴもどの程度引いたら自分はやりやすいのか、色々試してみると良いです。
②まっすぐ
これは、体も肘もまっすぐという意味です。
人間は軸が安定するとバランスも安定すると言われています。
倒立においても、軸をまっすぐにするよう、体も肘もピンと伸ばしましょう。
③手でバランスを取る
倒立は手のひらに力を入れたり、指先に力を入れたりしてバランスをとります。
だからこそ、重要なのは手だと言えるでしょう。
とはいえ人によってどこでバランスを取るのかは個人差がありますので、
自分にとって合うバランスの取り方を探求するのが良いです。
まずは手でバランスを取ることから試してきましょう。
以上がポイントになりますが、
これらのポイントを以下の練習で覚えていきましょう。
おすすめ練習3つ
①壁押しエア倒立
壁に手をついて、壁を押します。
この時、倒立と同じ目線を意識すると、より実際の倒立をイメージしやすくなります。
指先に力を入れる感覚や、手のひらでバランスを取る感覚をここで練習しておきましょう。
②元気玉(逆倒立)
ドラゴンボールの孫悟空のように、掌を上にあげて元気玉のポーズをとります。
まさに逆倒立ですね。
手を上げ続けていると、腕の重さを感じるかと思いますが、これが長時間の倒立に役立ちます。
実際の倒立は最初は長時間続けられず、倒立を行うための力も育ちづらいです。
この逆倒立なら腕さえ上げられたら長時間続けられるので、
長い時間倒立を保つ感覚が身につきやすいんですね。
とはいえ、この時にしっかり逆倒立(綺麗な姿勢で行う)ことが必要ですので、
まずはプロの人にみてもらいながら、姿勢を覚えると良いです。
どこでも倒立の練習ができますね。
③お腹を壁に向けた壁倒立
最もおすすめなのはこの壁倒立です。
昔「ガンバリスト」という漫画があったのですが、この壁倒立はその中に書いてありました。
でも僕が通っていた体操教室でもこの練習はしたので、かなり有名なのだと思います。
お腹を壁に向けた壁倒立であれば、体操用語で言う「肩入れ」の状態が作りやすく、
綺麗な姿勢での倒立が身につきやすいと言われています。
そのためお腹を壁に向ける壁倒立は大変おすすめです。
1日60秒行うと良いです。(慣れないうちは合計60秒でも良いです。)
さらにできるのでしたら、壁倒立歩行にも挑戦するといいですね。
壁倒立の状態でカニのように横に進む練習です。
倒立の応用技でもある、倒立しながら歩く「倒立歩行」の練習にもなります。
応用ができるなら基礎もできていると言えますから、倒立の練習にはぴったりですね。
動画解説はこちら
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