はじめに
カエル倒立という体育の技があります。
この技、人によっては力の入れ方がわからず苦戦することでしょう。
そのため、3つの手順に沿って行うと良いです。
3つの手順
①しゃがんで、手を肩幅につく
まずはしゃがみましょう。
そして、手を肩幅程度に開き、床につきます。
肩幅程度としているのは、人それぞれやりやすい広さが異なるためです。
絶対に肩幅!というわけではなく、
肩幅を基準に広かったり狭かったりは人によって変わるということですね。
体育の技は全てそうです。
人によって向いているやり方もあれば、向いていないやり方もあります。
(なので僕もYoutubeに同じ技でも違うアプローチをしている動画をアップしています)
ということで、肩幅程度に手を開いてつきましょう。
②ひじをひざの内側につける
この時、ひざの内側にひじをつけることによってひじが曲がります。
この曲がり具合が、「自然な曲がり」です。
体育において、「自然」というのは重要です。
かけっこのフォームも、自分にとって「自然」なものが一番速くなりやすいです。
だからこそ、ひじも曲げようと思って曲げるのではなく、
ひざにくっつけようとして曲げると良いです。
それが結果的に一番(カエル倒立のまま)耐えやすい形に近づけてくれます。
③頭を床に近づけてつま先を浮かせる
最後の手順で、いよいよカエル倒立が完成します。
この時手のひらに力を入れると、頭が床につくことなく、つま先を浮かせたまま止まれます。
つまり、カエル倒立の姿勢を保持しやすいということです。
逆にこの時、力が足りていないと耐えることはできず一瞬でカエル倒立は崩れることでしょう。
ひじはひざにくっつけたまま、頭とつまさきの動きを連動させると良いです。
つまり、頭が床に近づけば近くほど、つま先が地面から離れるようになるといいということですね。
そんなカエル倒立ですが、もちろんこのやり方でできる人もいればできない人もいます。
できるようになる確率をグッとあげるため、まずはポイントから見ていきましょう。
カエル倒立のポイント
カエル倒立のポイントは、「足首を曲げる」ことです!
この技、「カエル倒立」というだけあってカエルを模倣することでやりやすくなるのです。
カエルの足の形をまねるために足首を曲げるのですが、そうすると力が入りやすくなりその姿勢を保持しやすくなるんですね。
この足首を曲げるという動作は、水泳の平泳ぎにも共通します。
つまり、足首を曲げることが上手になるとカエル倒立も平泳ぎもうまくなるということです。
そもそも平泳ぎって、カエルの動きに似ていますよね。
だからこそ、カエル倒立とも似ていると言えるんですね。
そう言う意味では「足首を曲げる」練習はおすすめです。
おすすめ練習
①足首を曲げる練習
平泳ぎの動画でも言っているのですが、
足首を曲げる練習として2つおすすめがあります。
1つはマーカーひっくり返しというもので、
マーカーをひっくり返す時に自然と足首が曲げるため足首を曲げるのがうまくなりやすいです。
ちなみにタオルでも代用できます。
タオルを足でひっくり返しましょう。
もう1つは、かかと歩きです。
かかとだけを地面について歩く練習です。
これも、自然と足首を曲げられやすい運動の一つです。
②片足カエル倒立
これは文字通り、片足でカエル倒立を行うというものです。
カエル倒立の姿勢で、片足だけを浮かせます。
それを10秒行ったら、今度は反対の足でもやってみましょう。
慣れてきたら、片足ずつ離して、一瞬だけカエル倒立の状態を作ります。
こうすることで、自分なりのカエル倒立のやり方がわかってきます。
③壁倒立
これは、カエル倒立を行う上での基礎力を身につける練習の一つです。
カエル倒立はあまり力を使わないとはいえ、ある程度は使います。
だからこそ、倒立系の技全般に通用する壁倒立練習はおすすめです。
カエル倒立を目標とされるなら、1回30秒程度の壁倒立が良いでしょう。
もし倒立を目標とされるなら、1分は行うと良い腕のトレーニングになります。
終わりに
ということで今回はカエル倒立に関して説明させていただきました。
他にもわからないことがあれば、僕は仙台で直接レッスンさせていただいています。
もしくは、全国の方対象に体育相談というサービスもさせていただいています。
お気軽にメールや公式LINEにご連絡いただけますと幸いです。
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