路上ライブで生活していた話と空想と期待の違いの話

写真はメロさん。帰ってくると甘えにきてくれます。可愛すぎる。

今日のブログは以下!

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こんにちは!

くまっけJAPAN 熊谷です。

僕は今体育と音楽を仕事にしています。

くまっけJAPANができた当初は、音楽しかやっていませんでした。

音楽で生計を立てるっていうのはすごく大変だ、と聞いていましたから、

実際に自分でやってみよう、と思ったんですね。

妻との出会いもバンドだったので、

一緒に音楽をやるのは必然だったかもしれません。

当時(といってもわずか2年前の話ですが)、ライブをしてお金をもらおうにも、僕らを呼んでくれるイベンターは一人もいませんでした。

そんな僕らがとった方法はただ一つ。

路上ライブです。

当時は神奈川県の横浜に住んでいたので、

その近辺で路上ライブをはじめました。

バンド時代も路上ライブをしていましたが、

その時と比べて最初は全然人が止まってくれませんでしたね。

ただ路上で歌っているだけ。

1日の収益は500円にも満たない。

そんな日々でした。

貯金がすり減っていくあの感じは、あんまり心によろしくないですね。笑

さらに音楽の機材を新たに買ったことにより、

貯金はどんどん減っていきました。

このまま続けていってはダメだな、と思った僕ら。

まず、路上ライブの頻度をあげました。

路上ライブって、結局人と人のコミュニケーションなんですよね。

だから相性の良い人もいれば悪い人もいて。

その相性の良い人に出会えるかどうかは、

もはや運でしかないのです。

でもその運も限りなく高める方法があります。

それが、頻度を高めるということでした。

とにかくいっぱいやりましたね。

毎日やっていた時期もありました。

すると、本当にわずかですが、ちょっとだけ収益があがったのです。

とはいっても、よくて1日1000円とかですけどね。

この時の収益はいわゆる「投げ銭」だけです。

路上ライブの頻度を高めれば少しは収益があがる、

ということはわかりました。

でも投げ銭だけで生活していこうなんて甘すぎましたね。

超絶技巧とか、オンリーワンの面白い技術、があればそれも可能かもしれませんが、不安定すぎるため、「何か方法はないか」と考えるようになりました。

ミュージシャンにとっては当たり前のツールなんですが、

ここで僕らはCDの必要性に気づいたのです。

まぁ売れるものだったらなんでもよかったんですが、

やっぱりCDを売りたいって思ったんですね。

1枚500円の格安CDを作りました。

これは結構売れてくれましたね。

今まで路上ライブでコミュニケーションしてきた人たちや、

初めて見たけど相性がよかった人など、色々な方が買ってくれました。

ただ、一枚500円だったので、利益は小さかったです。

そこで、安いだけでもダメだな、と気づきました。

って感じで、

日々トライ&エラーの繰り返しだったのを覚えています。

最終的には月23万を路上ライブで稼げるようになったんですが、

それも結局は失敗の産物だった気がします。

何回も失敗したから、一回成功したというか。

やっぱり失敗って大事だなって思いましたね。

CDが売れない時代だと言われていますが、

実際は売れます。

僕らは月200枚売りました。

正直、CDである必要はないと思ってます。

とにかくグッズが必要なのです。そのミュージシャンを感じさせるグッズです。

人がミュージシャンのCDやグッズを買うかどうかは、

そのミュージシャンのことが好きかどうかに左右されます。

アーティストという存在は、昔に比べ、随分身近なものになりました。

家でCDは作れますし、Youtubeで簡単に自分の番組が作れます。

発信の手段が圧倒的に増えたのです。

AKB48は『会いにいけるアイドル』というコンセプトで大成功していますが、

これはまさしく今の時代を象徴していますよね。

蜜なコミュニティができれば、一般的に有名ではないミュージシャンでも充分稼げるということはわかりました。

どんなこともそうですが、

あとはどれだけ工夫していくかだと思います。

僕は音楽だけよりも体育も一緒にやったほうが楽しいな、

と思ったので体育をするようになりました。

体育が好きだからです。

でも音楽も好きなので、一緒にやっています。

好きなことに制限をかける必要は全くないと気づきました。

夢がいっぱいあります。

昔は「紅白に出る!」と言っていたけれど、

それを今言うのは違うな、ということに気づきました。

好きな番組なので、毎年欠かさず見てますし、その舞台に立つのはまさに夢のようなことなのですが、普通に考えて今のままじゃ無理だからです。

それよりも、もっと具体性のある夢を抱いたほうがモチベーションがあがると感じています。

『空想』よりも、『期待』です。

自分の経験に基づかないのが、空想。

自分の経験に基づいた妄想が、期待。

僕は常に未来に期待をしていきたいと思います。

それでは、今日から仙台に行ってきます。

3日間です。

『結婚式』の最後の準備のためにいってきます。

結婚式についてはまた今度書きますね。

今日も読んでくれてありがとうございました。
それでは!

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