前方倒立回転跳びとは、マット運動の技のひとつです。
前転、後転、側転、倒立、
と習得してきた人にとっては、次の目標となりやすい技ですね。
はじめに
そんな前方倒立回転跳びは、ハンドスプリングとも言います。
ハンドスプリングという呼び方の方が馴染みが深い人は多そう。
このハンドスプリングですが、できないで挫折してしまう人も多いです。
それぐらい難しい技なんですよね…。
僕自身も小学生の頃、ハンドスプリングができなくて泣いていました(すぐ泣く子どもでしたw)
勢いつけることはできたので、なんとか立つことはできたんですがいわゆる低姿勢の着地になっちゃってたんです。
↑低姿勢の着地っていうのはこういう着地ですね。
いわゆる、ひざが曲がってしまう着地です。
これは、
①体が反れていなかったり
②床を突き放せていなかったり
していることが原因だと思われます。
すっごく端的に言うと、
基礎力が足りない
ということです。
ハンドスプリングやるだけの力が備わっていないので低姿勢の着地になる。
逆に言えば、
その力をつけてあげるとできるようになるということですね。
おすすめ練習2つ
今回はどうやったらその力が身につくのか、
2つ練習方法を紹介します。
①勢いよく壁に倒立
壁に背を向けた壁倒立で、足をついて戻る練習です。
これは、倒立を止める必要はありません。
なぜなら、体を反る感覚を得るための練習だからです。
本来であれば、壁倒立は壁にお腹を向ける方が腕の力がつきやすいのでおすすめです。
しかし、この場合は背中を壁に向けた壁倒立をします。
そっちの方が体を反りやすいからですね。
この時、手と手の間よりもさらに先を見るようにすると体は反りやすくなります。
すると、前方倒立回転跳びも綺麗に着地しやすくなるので、視線は上にすると良いんです。
②頭はね起き
前方倒立回転跳びは、グッと跳ぶための全身を使ったバネの動きが不可欠です。
頭はね起きをすることで、「跳び」に必要なバネの練習ができるんですね。
特に足の振り上げの感覚は前方倒立回転跳びに近いのがこの頭はね起きです。
ちなみにこの技、ヘッドスプリングとも言います。
ハンドスプリングに似ていますね。
バネが大事なんです、バネが。
先日頭はね起きについても記事を書いたので
こちらもご覧ください。
頭跳ね起きができる2つのポイント!似てる技についてや、体が硬くても?
以上2つが今回のおすすめ練習です!
こちらの動画でも解説しています。
参考になりましたら幸いです。
他にもわからないことがあれば、僕に直接相談お願いします。
その場合は、こちらをご利用ください!
→http://taikumakke.com/taikumastore/
ーーー
最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ。
スティーブ・ジョブズ(米国の実業家、アップル創業者 / 1955~2011) Wikipedia
ーーー
コメントを残す