こんにちは!体育のくま先生です。
昨日は鉄棒の蹴上がり(けあがり)について動画をあげました。
この蹴上がりと言う技は、小学校レベルの鉄棒でしたら一番難しいといっても過言ではありません。
それほどに、難しい技です。
スイングしてから一気に鉄棒の上に上がる技なのですが、
この技は体操競技でも使われることは多いです。
僕も体操をしていましたが、
鉄棒はこの技を覚えていないとスタートラインにも立てませんでした。
蹴上がりから続く技があまりにも多いからですね。
ただそんな蹴上がりですが、
初めて練習する場合何を練習いていいかすらわからないと思います。
闇雲にやっていても、できるようにはなりませんからね。
そこで今回は、蹴上がりの練習になる練習について紹介します。
そもそも、体育ではアナロジー的な練習が有効です。
アナロジーとは類推という意味なのですが、
端的に言うと、似たような動きの技が練習になる、ということです。
蹴上がりを練習したい場合、
蹴上がりのように前方の勢いで鉄棒に上がる技が練習になるということですね。
例えば、足掛け上がりという技があります。
これは、片足をかけて鉄棒の上に上がる技なのですが、
この鉄棒の上に上がるという動きが蹴上がりの動きと共通しています。
だから、足掛け上がりをすると、鉄棒の上に起き上がるという動作が練習できるんですね。
そのため、蹴上がりがしたい場合はまずは足掛け上がりから練習すると良いです。
↑こちらの動画で、足掛け上がりについて紹介しています。
この鉄棒の上に前方の勢いで上がる技というのは他にもあります。
代表的なのは、空中前回りですね。
ただ、この空中前回り自体難しい技ですので、やろうとしてもできないかもしれません。
その場合は、まずは空中前回りの練習として、タオルを使って練習すると良いです。
↑こちらが参考になるかと思います。
この練習を通して、空中前回りを習得すると良いですね。
そして、これらの動きが蹴上がりの後半部分の練習になります。
後半部分というのは、起き上がる部分ということですね。
この起き上がる部分が蹴上がりにおいては最も大事です。
さらにもう一つ大事なのが、蹴上がりの前半部分です。
スイングの部分ということですね。
これはそのまま、スイングを練習すると良いです。
グライダーの動きが近いので、グライダーで練習するのがおすすめですね。
蹴上がりの攻略チャートを作るなら、
足掛け上がり習得→タオルで空中前回り習得→空中前回り習得→スイング練習→蹴上がり習得
といったものになるでしょうね。
↑こちらの動画で動きも紹介していますので、この記事と合わせてご覧いただくと参考になりやすいかと思います。
ということで、今回は蹴上がりの練習について紹介しました。
コツを使う前の段階が練習ですので、
ぜひこの練習を通して蹴上がり習得してもらえたらなと思います。
他にもわからないことがあれば、体育の無料相談をご利用ください。
応援しています。
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