逆上がりはオノマトペでできる?!さかあがりのやり方とは!【鉄棒】

オノマトペで逆上がりとは、

ギュッ、ピタ、クルン』と言いながら逆上がりをするという、

逆上がりのテクニックの一つです。

 

数年前からテレビでも取り上げられていて、

結構有名ですよね。

 

私も年間3000人の指導の中で、

使うときがあります。

 

ただ私の指導の中で、『オノマトペを使って逆上がりができるようになる確率』は3割程度と感じています。

 

これは私自身がオノマトペの専門家ではないことと、逆上がりなどの体育の技はその人自身に合ったやり方でなければできるようにはならないからです。

オノマトペが合っている人であれば、すんなりできますが、そうでない場合は苦戦するでしょう。

つまり、どんなに良いテクニックでも自分に合っていなければ有効には使えないのです。

 

だからこそ、その人に合ったやり方を提案し、指導するのが私のような体育のプロの仕事なのかなと思います。

とはいえ、オノマトペは素晴らしいテクニックの一つです。

そこで、今回は逆上がりをやる方法の一つとしてオノマトペを紹介していこうと思います。

 

【オノマトペで逆上がり!具体的なやり方とは?】

 

 

↑動画も撮りましたので参考にしてみてください。

 

基本的なやり方は『ギュッ、ピタ、クルン』と言いながら逆上がりをするだけです。

それぞれの言葉には意味があります。

 

①ギュッ(鉄棒を握る)

ギュッのときは鉄棒を握りましょう。

私は動画の中でも言っていますが、ギュッの時に強く握るため、あえて最初は手を握らないのがいいんじゃないかなと思いました。

つまり、鉄棒を握らない状態で準備をし、いざ回る時に「ギュッ」と言いながら握るということです。

 

これは自分自身やってその方がやりやすかったのと、子供達に指導していくなかでその方がやりやすそうだったから、という二つの理由から導いた答えです。

とはいえ人によっては握っていないと逆に力が入らない人もいますので、色々試してみてくださいね。

 

②ピタ(鉄棒にくっつく)

ピタ、と言いながら鉄棒にくっつきます。

この時鉄棒にくっつけるように、鉄棒の高さは適切な高さ(胸の高さぐらい)が良いですね。

ちなみに鉄棒の高さにはやりやすい順位があります。

 

鉄棒の適した高さランキング

第1位、胸の高さ

第2位、首から胸の間の高さ

第3位、胸から腰の高さ

です。

 

この3つの中から適切な鉄棒の高さを選んでみてください。

ただ、この高さについてもその子によってやりやすい高さは異なりますので、あまり決めつけず色々試してみてください。

また、動画の中でも言っていますが、ピタと同時に足も踏み込めるとより勢いがついてやりやすかったです。

 

③クルン(回る)

クルンと言いながら回ります。

この時、お尻が下がっていると回れないため、お尻をあげることを意識しましょう。

ちなみに肘が曲がっていないと、逆さまになったところで鉄棒のバーに跳ね返されてしまいます。

 

そのため、クルンと言いながら肘を曲げる、のは大事ですね。

 

【オノマトペでできない時は?】

 

オノマトペでできない時、考えられるのは二つの理由です。

 

①腕の力がない

逆上がりは肘を曲げないとできない技です。

↑このような動画を前に撮りました。

 

肘が伸びていると、お尻があがらず逆さまになれません。

なので、体を支える程度の腕の力は必要ということですね。

↑腕の力のつけ方はこちらを参考にしていただけますと幸いです。

おすすめはジャングルジムで遊んだり、木登りをすることです。

あとは有料のアスレチックパークなどのターザンロープもいいですね。

 

大事なのは、自分の体を自分の腕で支えるという経験をすることです。

だから幼い頃から木登りなどで遊んでいる子はすぐに逆上がりができるんですよね。

 

②後方回転に慣れていない

そもそも後ろに回ることに慣れていないと、どう体を動かせばいいのかわからず、結果逆さまになれず回れません。

そんな時は、床での後転がオススメです。

↑このように、後転そのものにお尻をあげる動作があります。

後転の練習は逆上がりの練習にもなりますので、ぜひ試してみてくださいね。

 

【終わりに】

ということで、オノマトペでの逆上がりを紹介しました。

ただ、オノマトペは素晴らしいテクニックの一つですが、テクニックの一つでしかありません。

つまり、逆上がりをする上で根本的な腕の力などはやはり必要ということです。

 

足元がグラグラしてたら、しっかり立てません。それと同じです。

何事も土台作りは大切ですね。

 

今回の記事で皆様が逆上がりができるようになったら、これ以上嬉しいことはありません。

応援してます!

 

それでは、

くまっけJAPAN熊谷でした。


 

年間3000人指導のくま先生!

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