【鉄棒】だるま回りのコツとは?【うまくできる】

年間3000人に体育教えてます、熊谷です。

先日、はじめてだるま回りという技の存在を知り、自身で全くできないところからできるようになりました。

動画はこちら

 

自身で見つけたコツを、皆様に共有させていただこうと思います。

 

だるま回りのコツは、

①勢いをつける

②ひざを曲げる

③両手でモモの裏を持つ

の3つです。

 

以下で、詳しく解説していきます。

●だるま回りの3つのコツとは?

①勢いをつける

だるま回りは遠心力で回っていく技ですから、勢いをつけることはとても大事です。

ただ、この勢いのつけ方には色々あります

 

私のだるま回りのコツ動画でやっているように、足をふって行うのが一番勢いがつくかなぁと思いました。

 

その場合は、「いーち、にーの!」で回るのがポイントです。

特に、「の!」の時に前方に回転するのが大事です。タイミングがカギですね。

の!の時に回ることで、鉄棒にくっついたまま最大限の勢いで回れますので、かなりだるま回りがやりやすくなります。

 

なので、足をふって勢いをつけるのはおすすめのやり方です。

ただし、このやり方はタイミングが掴みづらい、棒の上でしっかり足をふるための腕の力が必要など、どちらかといえば難しい方に分類されるやり方です。

 

そのため、もっと単純な方が良い人は、飛び上がりからのだるま回りもおすすめです。

飛び上がりとは、ジャンプして棒の上でツバメすることを言います。

つまり、ぴょんとジャンプをして一気にだるま回りをするやり方だということです。

 

これなら、足を振る必要はないので、人によっては勢いがつけやすいでしょう。

このように、色んなやり方がありますので、自分に合ったやり方を探してみてくださいね

 

人それぞれ体の形は違いますから、自分に合ったやり方を見つけることが体育における最大のコツです。

先生がこういったからこれが絶対正しい、なんてことはありえません

 

もちろん基本というのはありますが、それが全てではないですからね。

なので、自分に合った勢いのつけ方をみつけて、勢いをつけられるようにしましょう。

 

②ひざを曲げる

だるま回りは、だるまのように体を丸めることで回転力を増すことができます。

そのため、ひざを曲げてしっかり抱え込みましょう。

 

しかも、体を丸める以外にも、ひざを曲げる意味はあります。

それは、足の重みを利用するということです。

 

実は、足って重いんです。

特に、踵(かかと)は重いのです。

 

その踵の重みを利用して、前方回転の勢いを増やします。

私の別の動画では前回りについて解説していますが、そこでも前回り時はひざを曲げましょうと言っていますね。

 

これは、足の重みを利用して、前回りの勢いを増すために言っていました。

つまり、ひざを曲げることで前回りの勢いが増し、棒上で速く回ることができるということなのです。

 

また、先にも書きました通り、回転を鋭くするためにもひざを曲げて体を丸めることは必須です。

鉄棒にもくっつきやすくなるため、とにかくひざを曲げるようにしましょう。

 

③両手でモモの裏を持つ

だるま回りは鉄棒の中でもかなり特殊な技です。

なぜなら、鉄棒から手を離すからです。

これが怖い原因でもありますね。

 

鉄棒は鉄棒を手でしっかり持つから落下する心配がないのです。

手を離すということは、それだけ落下のリスクが増します。

 

そこで、だるま回りをするときは棒の代わりにモモの裏をしっかり持ちましょう

そうすることで、肘が棒上に固定されて、落下を防ぐことができます。

 

さらに、落下を防ぐだけでなく鉄棒により密接にくっつくことができるようになるため、だるま回りもやりやすくなります。

なぜモモの裏がいいかというと、単純に持ちやすいからです。

 

これも、自分に合った持ちやすい位置を探すと良いですね。

モモを持つという決まりはありません。

 

ようはしっかり抱え込めれば良いわけですから、あまり難しく考えず、まずはやってみるのがいいですね。

以上3つが、だるま回りのコツです。

 

●だるま回りの注意点とは?

前回りをする前に抱え込もうとすると、勢いが足りなくなって回れません。

そのため、しっかり前回りをして回転力をつけてから回りましょう。

 

だるま回りは実際にやってみるとわかりますが、結構怖い技ですので焦って先に抱え込もうとしてしまいがちです。

ポイントは、頭を下にしてから抱え込むということ。

 

モモの裏を持つのは、頭を下げてからです。

じゃないと、勢いが途中でなくなってしまいます。

 

例えば、タイヤを転がす場合も、最初はグッとタイヤを押しますよね。

最初から自発的に転がっていくタイヤはありません。

 

床が斜めだったり、押されたり、そういう力が加わってはじめて転がります。

だるま回りも同じです。

 

最初にグッとタイヤを押すがごとく、頭を下げて回転力をつけないといけないのです。

そのあと体を丸めることができれば、タイヤのように回っていきます。

 

よって、慌てて抱え込まずに、しっかり回ってから抱え込むようにしましょうね。

 

●終わりに

いかがでしたでしょうか?

だるま回りという技は、空中前回りの良い練習になる技だなと感じたので、これから積極的に体操教室でも取り入れていこうと思いました。

 

なので、空中前回りがしたい人はまずはだるま回りをするといいですね!

応援してます。

 

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体育の無料相談、やってます。

それでは、熊谷でした。

 

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