こんにちは!体育のくまっけJAPAN くま先生です。
最近連続逆上がりでこのブログにいらっしゃる方が多いようですので、
改めてまとめておきます。
実は連続逆上がりという技は、
2つの技が組み合わさってできている技です。
その技とは、
①逆上がり(後ろ回り)
②空中逆上がり(後方支持回転)
の2つの技です。
①逆上がり
まず連続逆上がりをする際の1つ目の技が、
逆上がりです。
そんな逆上がりには3つのコツがあります。
Youtubeなどでも解説してますが、
ここにも少しだけ書いておきますね。
逆上がりのコツは、
・足をチョキにする
・姿勢は斜め
・肘を曲げ続ける
の3つです。
足をチョキにするとは、足を前後に開くことを指します。
そうすることで、どちらの足を振り上げるのかを明確にするのです。
チョキの時の後ろの足を振り上げると、勢いがつけやすいですよ。
姿勢は斜めとは、逆さまになりやすい姿勢を作るということです。
逆上がりは逆さまになる技ですので、なるべく体を斜めにして逆さまになりやすくします。
すると、鉄棒に上がりやすくなるんですね。
肘を曲げ続けるとは、文字通り肘を曲げ続けます。
こうすることで、お尻があげやすくなり、後ろ回りができるんですね。
逆に肘が伸びているとお尻が下がってしまい、逆上がりはできません。
これら3つのコツに関してはYoutubeで詳しく解説していますので、
是非ご覧ください。
この逆上がりが連続逆上がりの初動の技で大事ではあるのですが、
さらに大事なのが②の空中逆上がりです。
②空中逆上がり(後方支持回転)
連続逆上がりにおいて最も大切なのが、空中逆上がりです。
なぜなら連続逆上がりの2回目以降は空中逆上がりになるからです。
つまり、空中逆上がりの出来具合によって連続逆上がりの連続数が決まります。
車で例えるなら、逆上がりがエンジンで空中逆上がりがガソリンといったところでしょうか。
エンジンを始動させなければスタートできませんし、ガソリンがなければ進み続けることはできません。
そんな大事な空中逆上がりですが、
空中逆上がりにもコツがあります。
いくつか細かく分けることができるのですが、
私は最も大事なコツは
・離れてくっつく
だと思っています。
空中逆上がりをするためには、
鉄棒から体を離して、またくっつける必要があります。
離してからくっつけることにより、勢いを生み出すのです。
この時、頭を下げつつ足をあげることで鉄棒によりくっつきやすくなりますので意識しておきましょう。
ちなみに空中逆上がりも多少は肘を曲げていないと、
おしりが下がってしまうので回れません。
そのため、肘は曲げるようにしましょう。
膝(足)に関しては、曲げても伸ばしても関係ありません。
ただ、膝を曲げることで足の重みを使って鉄棒にくっつきやすくする方法もあります。
とはいえ人によってはその方がやりづらいという人もいますので、
これはお好みでいいでしょう。
さて、この通り逆上がりと空中逆上がりが連続逆上がりにおいて大事なことは伝わりましたでしょうか?
以上を踏まえて、連続逆上がり自体にも大事なことがあります。
それは、
・くっつき続ける
ということです。
連続逆上がり中は、鉄棒から離れることはありません。
だるま回りのように、回転し続けるからです。
回転中に鉄棒にくっつき続けることで回転を続けることができるんですね。
ちなみに、回転の勢いを無くさないために、膝を曲げ伸ばしするのがおすすめです。
回り続けていくと回転力は落ちていくのですが、
膝を曲げ伸ばしすることで足の重みで勢いがつきます。
すると、目が回らない限り、手が疲れない限り回り続けられるんですね。
目が回らないためには、視線を回転のする方に向ける必要があります。
フィギュアスケートの選手が横回転を続けても目が回りづらいのは、
回転の方向に視線を向けているからです。
そのため、連続逆上がりで目が回ってしまう人は、フィギュアの選手のように視線に気をつけてみましょう。
また、私自身連続逆上がりをして感じたのは、
予想以上に腕の力を使うということです。
これは連続逆上がりに慣れてくると体の無駄な力が抜けて軽減できるなと感じたので、
沢山やって技に慣れるのも上達への近道ですね。
さて、ここまで連続逆上がりについて書きましたが、私は動画でも解説しています。
参考になるかもしれませんので、
こちらにも埋め込んでおきますね。
ちなみに最も鉄棒が上達する方法としておすすめしているのが、
家に鉄棒を置くことです。
「設置のために工事がいるんじゃないの?」
とか、
「置く場所ないよ・・・」
という人も安心です。
なぜなら、私がおすすめするのは折りたたみ鉄棒だからです。
工事も不要で、使用後は折りたためば1畳内に収まる収納具合ですので場所もとりません。
「でも高いんじゃない?」
という人に先に値段をお伝えしておくと、6000円前後で買えます。
これが高いか安いかは人によると思いますが、
都内で体育の家庭教師を受けると1時間5500円ぐらいかかるので
レッスン一回分と考えると安いのではないでしょうか。
日常的に練習できると自然と腕の力も体幹も鍛えられるので、
思った以上に良い効果は多いです。
ただ、折りたたみ鉄棒も物によっては対荷重が50kgしかなかったりと、
大人がお手本で使用できないものもあったりするので注意が必要です。
この折りたたみ鉄棒だと対荷重が70kgで安価ですのでおすすめです。
逆上がりができるようになりたい人はもちろんのこと、
日常的に運動したい人は是非検討してみてください。
後悔しませんよ。
他にもわからないことなどあればお気軽に僕に連絡ください。
体育の無料相談やってますからね。
それでは!くま先生でした。
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