空中逆上がりのポイントは、
①鉄棒に離れてからくっつく
②頭を倒してお尻をあげる
③適切な補助で回転に慣れる
の3つです。
これは、料理をする上での材料みたいなものですね。
例えば肉じゃがは肉とジャガイモなど必要な材料があり、適切に煮たり味をつけたりして作られる料理です。
空中逆上がりも同じく、できるようになるためには必要な材料(ポイント)があります。
どれだけ適切に煮たり味をつけても、材料がなくては料理はできません。
技も同じです。ポイントがわかっていなくては、再現性の高い技はできないのです。
それでは、そのポイントを詳しく見ていきましょう。
空中逆上がり!
できないをできるに変える3つのポイント!
①鉄棒に離れてからくっつく
なぜなら、一度離れることで勢いがつくからです。
例えば走り幅跳びは助走をするから遠くに跳べます。それと同様に、空中逆上がりも一度離れるから勢いをつけて鉄棒にくっつくことができるわけです。
つまり、鉄棒から一度離れることで勢いが増すということですね。
そのために足を振っているということです。
どのくらい離れるのがいいかというと、
このぐらいです。
結構離れているのがわかると思います。
私の空中逆上がりの動画を見るとわかりやすいのですが、足を振る数は何回でも構いません。
つまり、いちにのさんで回る必要はないということです。
なんならいち、で回ってしまっても構いません。
タイミングが掴みやすいためいちにのさんでやる時が多いですが、
一番大事なのは、『離れてからくっつく』なのです。
どのくらいくっつくかというと、
このくらいです。
完全にくっついてますね。
鉄棒に巻きつくというイメージに近いです。
これでできない場合は、
次のポイントにも気をつけましょう。
②頭を倒してお尻をあげる
なぜなら、後方回転しないといけないからです。
頭が倒れないと上半身がストッパーになってしまい、回れません。
例えば車の運転でアクセルと同時にブレーキを踏んだらスムーズに進みませんよね。
アクセル(後方回転)の時にブレーキ(頭が倒れない)をかけてはいけないのです。
そして、逆上がり同様お尻をあげることもとても大切です。
なぜなら、空中逆上がりは逆上がりだからです。
結局は逆さまにならなくてはなりません。
そのため、お尻をあげましょう。
上記二点が空中逆上がりを実施する上で大切なポイントですが、それと同じくらい大切なポイントがあと一つだけあります。
③適切な補助で回転に慣れる
なぜなら、空中逆上がりにおいて一番厄介なのは恐怖心だからです。
例えば真っ暗な道を歩くのは怖いですよね。スタスタ歩くことができません。
空中逆上がりに慣れてない人にとって、この技は真っ暗な道みたいなものです。
怖くてスタスタ進めないのです。
だから勢いをつけることもできず、中途半端な回転、もしくは全く回れないかのどちらかになります。
そんな時には、その暗い道に明かりを灯してあげましょう。
それが、適切な補助です。
そんなに怖くないんだよ、ということを一緒に歩いて道を照らしながら教えるのが補助です。
補助なんて難しい…と思われるかもしれませんが、補助は簡単です。
背中とお尻を支えてあげて、回してあげれば良いのです。
抱っこができるなら、抱っこしながら回してあげてもいいでしょう。
というか補助のうまいやり方なんてどうでもいいんです。
大事なのは回転に慣れさせる、ただそれだけです。
子どもにとって最も信頼しているであろう保護者の方が行うことで、子どもも安心して身を任せられます。
腰痛などなんらかの理由で補助ができない場合は私を使ってください。
回るときは、①と②のポイントがしっかりできているか確認しましょう。
できていない場合は反復練習が一番の近道です。
なぜなら、何度も行うことによって脳の神経回路が空中逆上がり用に組み上がっていくからです。
自転車も最初のうちは乗れませんが、段々脳の神経回路が最適化されて、乗れるようになります。それと同じです。
それまで根気よく続けましょう。
以上が、空中逆上がりのポイントです。
空中逆上がりは非常に難しい技ですので、トライ&エラーを繰り返し、習得していってください。焦りは禁物です。
わからないことがあれば、いつでも聞いてくださいね。
それでは、くまっけJAPAN熊谷でした。
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