私は非常に不安を覚えやすいタイプです。
根っこがネガティブなので、さまざまな失敗の可能性を考えてしまうんですよね。
体操教室をやり始めた時なんかはひどいもんでした。
上手くいかなかったらどうしよう…
子供たちが飽きたらどうしよう…
と不安ばかりが募り、夜眠れませんでした。
そういう根本的な性格はなかなか変わりませんから、振り返ってみると鬱になるまでそういう思考でしたね。
そんな自分を変えたいと思っていた時期もありました。
鬱から脱却したきっかけは、「全部含めて自分だ!」と開き直ったからだったりするんですが、
今は逆に、不安を感じやすいからこそエネルギーが生まれやすいということを知ったので、不安を歓迎するようになりました。
不安は悪いものじゃない、という根拠を知れば、心の底からそう思えるようになるものです。
根拠として、海外の大学の研究で『不安をいい感情に結び付けているかどうか』で仕事の満足度が高まったり、学業の成績があがったりしていたことが判明しています。
その実験は、194人のドイツ人学生と、270人のドイツ人ジャーナリスト、159人のポーランド人学生に対して行われたものです。
彼らに対して以下の2つの質問をします。
①締め切りの不安は時間通りにその事を終わらせるのに役立っていますか?
②ゴールへの不安は自分が集中するのに役立ってますか?
という質問に答えてもらいました。
その結果何がわかったかというと、上記の質問にイエスと答えた人の方が仕事の満足度が高かったり、学業の成績が高かったのです。
つまり、不安をポジティブに捉えている人の方がメリットがあったのです。
よくよく考えれば、不安というのは『そこに自分が大事に思っていることがある』と示してくれているようなものです。
緊張も同じですよね。
心臓がドキドキしているのは、体に血液を巡らせてパフォーマンスを向上しようとしているからです。
つまり、本来は自分のプラスにするために起こった行動なわけです。
不安だから…という言葉はそのまま行動に繋がります。
不安だから…準備しよう
不安だから…考えよう
不安だから…もう少し練習しよう
いずれも、より完璧にするためにする行動です。
そこに気づいてからは、だいぶ気が楽になりました。
不安なら不安な気持ちをまずは受け止めることが大事なのです。
ちなみに不安や緊張の防止策として深呼吸がありますが、これは正しい深呼吸を知らないといけません。
実は、深呼吸は息を吐く方が最初です。
これは以前ボイトレを教える側になって学んだことですが、人は息を吐く時にリラックスするのです。
吸う時に活発になります。
つまり、深呼吸してリラックスをしたいなら、吐く方を長くしないといけないのです。吐いてる時にリラックスするからです。
逆に体を活発にしたいときは、吸う方を長くします。
これを知ってるだけでも、いざという時役に立ちそうですね。
と、いうことで。
不安を味方にする方法は、不安はポジティブなものだという根拠を知ることです。
根拠は上に書いておきました。
何かわからないことがあればいつでも連絡ください。お答えします。
それでは、くまっけJAPAN 熊谷でした。
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