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こんにちは。
保険と体育の専門家、くま先生です!
体育の他にも保険の相談をよく受けるようになってきたので、ブログにも書いていこうと思います。
保険関係のトラブルで多いのは、病気になったのに給付金が支払われないというケースです。
特に、ガン保険に加入している場合でも、ガンでの死亡や入院で保険給付金がもらえないなんてことは多々あります。
毎月安いとは言えない金額を保険会社に支払い、みんないざという時に備えています。
しかし、その『いざ』って時に「対象外なので支払われません」なんて言われたら…ゾッとしますね。
これは本当によくあるケースであり、この現状は保険会社の怠慢でしかないなと私は思っています。
万が一に備えるために存在しているのが保険です。
だから万が一の時に使えなくては何の意味もありません。
では、どうしたらいざという時使えないなんていう事態を防げるか?
これは、正しい知識を身につけるということが一つの答えです。
正しい知識は、身を守る盾であり、病気と戦うための矛でもあります。
今はいつ何が起こるかわからない時代です、だからこそ、病気や怪我で働けなくなった時や、親の介護が必要になった時など、様々な状況に対応するために、保険を正しく使えばとても役に立つのです。
真の意味で備えるために、ここでは特にトラブルの多い癌(がん)保険について理解を深めていきましょう。
●癌(がん)で死亡しても、死亡保障金が出ない?
そもそも、癌(がん)保険の死亡保障には注意が必要です。
癌(がん)で死亡した時に保険金が出るというものが、がん保険の死亡保障ですが、実はこれ、がんが直接の死因にならない限りは出ない保険金なのです。
そして、がんは直接の死因になりづらいものです。
なぜなら、ほとんどの癌(がん)の人は、最後は心筋梗塞や脳内出血、心不全や呼吸不全などの理由で亡くなるからです。
つまり、がんになっていたとしても、がんが直接の死因にはなりづらいのです。
実際に死亡保障の請求をする場合は、死亡診断書を保険会社に送る必要があります。
この死亡診断書は、入院先の病院で先生が亡くなった日に書いてくれる書類で、4つ欄があり、その一番上が直接の死因になります。
ここに癌(がん)と書かれていない場合は、保険金が下りないパターンが多いのです。
ちなみに、がんで亡くなったとされる人は4人に1人と言われています。
確率でいうと、25%です。
少ないですよね。
なので、がん保険に入っている方はまずその保障を見直すことが大切です。
↑のような場合でも保険金はおりるのか?
おりない場合はどんな時があるのか?
これらを改めて保険の担当者に聞くと、実際に起こった時のトラブルは未然に防ぐことができますね。
もし良い保険に出会えなかった場合は、私に相談ください。
全身全霊でお答えします。
●癌(がん)の入院保障は、直接がんで入院した時のみ?
死亡以外の保障でも注意が必要な場面があります。
それは、入院保障についてです。
多いのが、「がんを直接治療する目的でのみの入院」に支払われるタイプのものです。
実際今のがん治療で多いのは通院タイプのものなのですが、それでは保険金は支払われないのがこの保障です。
つまり、この場合は癌(がん)になっても治療費用を保険で補うことができないということなのです。
また、がんの診断や入院で一時金が出る場合でも、一時金は1回しか出ないものもあれば、通算6回など複数回出るものもあります。
一時金が1回しか出ないものはその分月々の保険金が安かったりもしますので、自身の需要に合わせて保険に加入することが大切ですね。
ちなみにアフラックが2011年に、がん経験者を対象に「がん治療に実際いくらかかったのか」を調査したところ、約7割は「50万円程度」ないし「100万円程度」と回答しています。
さらに、女性セブンの調査でも5大がんの治療費の自己負担額は、最も安い胃がんで14万円程度、最も高い乳がんでも92万円程度とのことでした。
よって、いたずらにがんの入院保証金を高くする必要もないということです。
がんで実際どのくらい治療にお金はかかるのか?
を想定することで保険が必要なのか必要じゃないのかの判断もできますので、これらも検討材料にするといいですね。
●悪性新生物では出るけど、上皮内新生物では出ない?
あとは、上皮内新生物と悪性新生物の違いにも注意が必要です。
◯上皮内新生物とは?
これは、いわゆる「上皮内がん」「上皮内腫瘍」とも呼ばれるがんです。
がん細胞が上皮(粘膜層)内にとどまっており、基底膜以降の組織に浸潤していない状態のがんのことをいい、早期の治療で転移や再発の可能性はほとんどないと言われています
◯悪性新生物とは?
これは、上皮内新生物とは違い、基底膜を越えて組織に浸潤しているがんです。
リンパ液や血液にのってがん細胞が運ばれるため、他の臓器へ転移する可能性も考えられます。
以上のように、上皮内新生物と悪性新生物には上記のような違いがあります。
ひと昔前の保険だと、上皮内新生物は保障対象外というものが多くありました。
しかし、最近の保険は上皮内新生物も保障対象内に入っているものも増えています。
そのため、まずはご自身のがん保険がどこまで保障してくれるのか確認すると良いですね。
ただ、上にも書いた通り一時金で支払われるのか、それとも通院のたびに支払われるのかなど、保険にはそれぞれ違いや特徴がありますので、必ず自身で納得した上で加入するようにしましょう。
●癌(がん)保険加入後すぐにがんになると給付金は出ません
これにも注意が必要です。
多くの場合、加入後90日以内にがんが発覚したときは、給付金は出ません。
つまり、加入後91日目から正式ながん保険が始まるということです。
がんの初期では自覚症状がないため、健康だと思って保険に加入した翌月に会社の健康診断でがんが発覚し、90日以内なのでがん保険が無効になってしまうこともよくあります。
これは、早めに加入しておくことや、診断後健康であることを確認してから加入することでしか防ぐことができません。
しかも、上記している通り、保険の複雑化によってちゃんと給付金が出る保険に入っていない場合は、91日目以降でも給付金が出ないこともあります。
がんになってから保険に入っておけばよかった…と後悔する方は本当に沢山います。
もしあなたが健康であるならば、今のうちから対策として保険に加入しておくことは大事ですね。
これは保険全てに言えますが、病気が発覚してからでは遅いのです。
●終わりに
いかがでしたでしょうか?
何度も言いますが、病気になったら保険には入れません。
保険は平等である必要があるため、
病気になってしまうと入れなくなくなるのです。
書いていて思ったのは、保険ってつくづく複雑だなってことです。
わかりづらいですよね、ほんと。
だからこそ私もこの仕事をはじめたわけですが、とにかく『いざという時の備え』にちゃんとなってくれないと保険は意味ありません。
私にも協力できることがあるかと思いますので、体育でも保険でも、悩んでいるときは一人で抱えず相談してくださいね。
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