こんにちは!体育のくま先生です。
今僕は大阪にいます
昨日行われたショッピングモールでの鉄棒イベントで鉄棒のコツを伝えるために、大阪に来ています(^^)
これからこういった出張が増えてくるといいなぁと思います。
なぜなら僕の夢のひとつに、
全国で体育指導をして子どもたちの体育を応援する
というものがあるからですね。
もしイベントでそんな需要がありましたら、お気軽にお声がけください~!
今回は先輩のおかげで実現しました!
学校体育のGOGOという会社が先輩の会社なのですが、
事業の一つとして全国のショッピングモールで体育イベントをしている会社なのです。
素敵すぎますよね!
先輩との付き合いはもう9年くらいになります。
思えば僕の転機にはいつも良いきっかけをくれるんです。
今回も、大阪出張という良いチャンスを与えてくれました。
非常にお世話になってます!
そして、これからも一緒に体育指導をしていきたいなぁと思える、大事な先輩です。
それにしても、大阪はちゃきちゃき動く方が多いですね!
コンビニでお茶を数回買ったんですが、どの店員さんもお釣りを渡してくれる速度が速かったです。
瞬発力があるのかな。
日常的にどんなトレーニングをしてるのか今度聞いてみようと思います。
とはいえ、きっと大阪という場所がその能力を身につけさせてくれるのかもしれません。
やはり、環境が運動能力を作りますね。
これは僕が日本体育大学時代に学んだことなのですが、
運動神経は遺伝しません。
なぜなら、そもそも運動神経という神経はないからです。
運動感覚神経という神経はありますが、これは僕らが思い描いているような運動神経とは異なります。
いわゆる運動能力を指す運動神経という神経はないのです。
では、何が運動能力を作るのでしょうか?
先にも書いた通り、それは環境です。
環境こそが、運動能力を作るんです。
もちろん両親から何も遺伝しないということはありえません。
顕著なのは体格ですね。
体格は70パーセントが遺伝すると言われているようです。
でも、例えば両親が運動ニガテだからといって、
子どもも運動がニガテなのが決定づけられているかというとそうではないのです。
両親が運動ニガテである場合、
子どもには無理に運動をやらせようとしてしまう傾向にあります。
ニガテだからこそ、自分と同じ経験はしてほしくないと、
強制的にやらせてしまうんですね。
これでは、ニガテになります。
なぜなら、強制的にやることは楽しくないからです。
運動がニガテな大人は、運動そのものを強制的にやらないといけない嫌なもの、と思い込んでしまってる場合も多いです。
なので、楽しく体育を学べる環境を作ってあげると、子どもは運動が好きになって得意になりやすいです。
これは僕が年間3000人に指導していて良く感じています。
体育、運動はそもそも楽しいものです。
それは間違いありません。
楽しくないと思っている方は、楽しみ方を知らないか、もしくはつまらないものを強制的にやらされているか、です。
好きか嫌いかの判断をする年齢よりも前に、その経験をしてるかどうかは大事です。
僕の1Day体育教室で多いのは、
最初は運動ニガテ(もしくは嫌い)だったけど、やってみたら楽しくて好きになった、
というパターンです。
こうなると、運動=つまらなくて嫌いなもの、という方程式は崩れ、
運動=楽しくて好きなもの、に上書きされます。
先入観が変わるわけですから、ものの見え方も変わりますよね。
一度好きになったら、ニガテ意識はなくなります。
ニガテ意識がなくなると体に変に力が入ることがなくなり、技の習得も早いです。
習得できると自信がつき、他のことも上手になる確率は高いです。
僕が体育がニガテな子にできるアプローチは、こういうところにあるなぁと思っています。
きっかけを、最大に活かすということですね。
だからこそ、先生という存在は本当に大事だと感じます。
もしかしたら体育や運動が嫌いなのは、先生のせいかもしれません。
それほどに重大です。
ということで、昨日は体育ニガテ克服イベントー鉄棒編ーをショッピングモールで先輩と一緒に行いました。
体育ニガテだと言っていた子が、最後には体育得意になったと自信を持って言えるようになっていました。
こういうイベントが増えると、体育の未来は明るいですね。
僕もどんどん協力していこうと思います!
それでは、体育のくま先生でした。
今日はこの後体育の家庭教師をして、仙台に帰ります!
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