先日YouTubeに、
子どもへの声がけに効果的!脳は否定語を理解できないという事実。
という動画をあげました。
これ、皆さんは知っていましたか?
私は知らなかったので驚きました。
詳しくは動画を見ていただきたいところですが、ざっと説明すると、
脳は「~しない」という否定語を「~するを消す」ことで認識するということです。
つまり、「~しないでね」と言われると、まず「~する」を想像してからそれを消そうとするのです。
例えば、ジュースを注いでいる子供に「こぼさないでね!」というと結構な確率でこぼします。
それは、こぼさないでね、と言われることでこぼすが頭に浮かぶからなのです。
動画の中でも説明していますが、数十組の親子を集めた実験でも、その事象が顕著に現れました。
ジュースが入ったコップを運ぶという実験なのですが、2つにグループを分けます。
一つはこぼさないでね、と言われたグループ。
もう一つはしっかりもってね、と言われたグループです。
これ、なんとこぼさないでねと言われたグループは50パーセントがこぼしちゃったんです。
ちなみに、しっかりもってねと言われた方は、20パーセントしかこぼしませんでした。
つまり、ちょっとした声がけで30パーセントもの差異が生まれるということなんです。
これは驚きですね。
この事実を知ってから私自身、息子に声をかけるときは気をつけるようになりました。
よく硬いものを物を投げるので困っていたのですが、これも、硬いものは投げないでねと声をかけると結局は投げるが浮かんで投げてしまうってことだったんですよね。
だから、硬いものは置いてね、と声をかけるようにしました。
すると、効果覿面だったんですよね。
このことからもわかるように、否定語は子どもにはあまり響かないようです。
それよりも、肯定語に置き換えてあげたほうが響きます。
ようするに、投げないで、ではなく置いてね、に置き換えたということですね。
その結果、置くという行動を理解し、実行に移せたということです。
特に子どもはまだ言葉についてあまりよく知らないので、「~しないでね」といっても「~する」の方が残ってしまうようです。
シンプルなほうがわかりやすいってことですね。
もし子どもにやめてほしいことがあるのなら、置き換えて伝えたほうが良いと言えます。
これは教育に携わる立場の人は特に覚えているべきことだなぁと思いました。
塵も積もれば山となりますから、普段の声がけから気をつけるようにしたいですね。
もちろん同じ家に住む家族も、このことを理解していると子どもにだいぶ影響がありそうです。
ということで、
「否定語は理解できない」という話でした。
動画でも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは!くまっけ熊谷でした。
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