こんにちは!
体育のくまっけJAPAN熊谷です。
みんなからはくま先生と呼ばれています。
昨日はビックホップ印西で体操教室でした^^。
僕の体操教室は4歳~小学6年生までが対象なので、
それはもういろんな子どもが来てくれます。
僕の体操教室では、レッスン前に必ず目標の技を設定します。
『お客様が求める技が一日でできるようになるかどうか』に重点を置いて、レッスンを進めていくためです。
鉄棒講座をやるときは、8割の子が『逆上がり』が目標ですね。
それぐらい、逆上がりはみんなにとって壁になっている技ということなんです。
僕の指導実績は2000人以上なので、
本当に様々な子どもを見てきました。
その中で、逆上がりが比較的楽にできる子と、そうではない子にはある共通点があったのです。
それは、0歳の時の過ごし方でした。
0歳の時の過ごし方、と言うとちょっと重々しいのですが、
ようするに
逆さまになった経験が多いかどうか
ということです。
0歳の時に、遊びの中で逆さまになった経験が多い子というのは、
逆上がりの習得が速いです。
絶対とは言えませんが、限りなく100パーセントに近いと言えます。
それだけ、逆さまになる経験というのは大切だからです。
0歳の時に逆さまになった経験が少ないという子は、
逆さまになることに抵抗感を感じます。
抵抗感はやがて恐怖感に変わります。
そうすると、
鉄棒において、前回りも逆上がりも怖くてできないんですね。
そもそもの挑戦ができないわけです。
食わず嫌いに近い状態に見えますが、
どっちかというとアレルギーに近いです。
食べてはいけないものを食べているような、
そんな状態です。
身体が拒否しているわけですね。
つまり、逆さまに向いていない身体に成長した、ということなのです。
「逆さまに向いてないってことは…逆上がりは諦めた方がいいのか…」
と思うかもしれませんが、全くそんなことはありません。
その場合でも、逆上がりは習得できます。
ただ、この場合は習得の過程が変わるといったほうが良いですね。
通常の逆上がりの練習の前に、逆さまになる練習という過程が加わります。
12歳まで、子供の運動神経は劇的に変化します。
なので、焦らずまずは身体を逆さまになれさせましょう。
鉄棒での足抜き回りや、こうもり、前回りや布団干しといった技で身体は逆さまに慣れていきます。
身体が慣れてきたら、逆上がりの練習に入りましょう。
子どもにとって0~3歳と、3歳~12歳はとても大切な時期なのです。
0歳~3歳のうちに、逆さまになる経験を得てる子どもは、そうでない子に比べて運動発達の伸びも速いと僕は感じています。
アクロバティックな動きに身体が慣れてるため、躊躇なく行動ができ、その結果身体も発達するんだと思いますが、実際のところはまだわかりません。
0歳~3歳の時期を逃した場合は、3歳~12歳がとても大切になります。
その時期に僕が発案した『くま先生式運動発達トレーニング』をすると、運動能力は着実に発達していきます。
僕の体操教室に参加すれば、そのトレーニングはできますが、
そうでない場合は『子どもに脳を使わせながら身体を動かす』ということをするといいですよ。
どうしていいかわからない場合は、僕の体操教室にいらっしゃるか、体育の家庭教師として呼んでいただければと思います。
もしくは、逆上がりの相談もココナラで受け付けておりますので、サイドバー右下のリンクをご確認ください。
とにかく大事なのは『逆さまになる経験』です。
3歳~でも遅くはないので、
まだ抱っこできる年齢のうちは、逆さまに抱っこするなどして遊んであげてくださいね。
抱っこできない年齢場合は、足抜き回りやこうもり、布団干しや前回りを繰り返し行いましょう。
逆さまに慣れることと、鉄棒に慣れることはほぼ同義です。
逆上がりができない場合、
まずは焦らずそのできない理由を見つけてみてくださいね。
それでは、また。
Source: 体育のくまっけJAPAN『くま先生の逆上がりブログ』
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